キーボードマニア

キーボードマニアはPS2で発売された家庭用キーマニシリーズの1作目のソフトです
キーボードマニアは今では続編が出なくなってしまったうえ、
アーケードでも旧曲は大幅に削除されていた為に1作目の曲を遊ぶことは難しくなっています
キーボードマニアは敷居の高さなどから不遇な存在であったように思いますが、
曲の質や実際の操作性などは非常に高いクオリティを誇っていたように感じます
中古市場にあまり出回っていなくて相場も高い2作目に比べこの家庭用1作目は割と手に入りやすいソフトなので、
安く売っているのを見つけた人や興味がある人には是非触れてみる事をお勧めします

Soft Data

発売日: 2000年9月21日
発売元: コナミ
定価(ソフト単体): オープン価格
定価(専用コントローラ同梱): 9,980円(税込10,479円)
定価(専用コントローラ単体): 5,980円(税込6,279円)
媒体: CD-ROM
ジャンル: キーボードシミュレーションゲーム
メモリーカード(8MB)70KB以上使用
キーボードマニア専用コントローラ が必要
中古相場(ソフト単体): 1,000円〜1,500円くらい
中古相場(専用コントローラ同梱): 2,000円〜5,000円くらい
中古相場(専用コントローラ単体): 1,500円〜4,000円くらい

Controler for KEYBOARDMANIA


専用コントローラはこんな感じです
出来は良いです、元々他のBEMANIシリーズと比べて大掛かりな方じゃないのが功を奏したという感じですかね
コントローラ的にはアーケードとほぼ同じ操作感でプレイ出来るといえるでしょう
ホイールコントローラは左右両側についていて1P側、2P側のどちらにも対応させることが出来ます
接続端子はUSBになっていて、差し込むPS2側のどちらの端子が1P側でもう片方が2P側というのが決まっています

Title


タイトル画面です
古さを感じさせる他BEMANIシリーズの1作目と比べると何とも洗練されたデザインのように感じます
バックのキーボードの模様が上下に動いていてかっこいいです

How to Play


タイトル画面のまま放置すると遊び方を教えてくれるHow to Playがはじまります
赤い判定ラインにノーツが重なった時に対応するキーを押したりホイールを回したりするだけです
曲終了時にゲージがクリアゾーンに達していればステージクリアとなります

Mode Select


一番上のGAME STARTを選ぶとアーケードと同じ流れでゲームがはじまります
自由に曲を選んでプレイするFREEもプレイモードですね
ほかに練習用のTRAINING、他にはRECORDSやOPTION、メモリーカードOPTIONなどがあります

Game Start


プレイモードは2種類の難易度だけです
低難易度のNORMAL(IIでいうLIGHT+)、難易度の増したREALの2つですね
このときに選んだ難易度をずっとプレイすることになります、途中変更は出来ないです
この画面の時にSECRETオプション(HI-SPEEDなど)を設定するのですが、
多少面倒臭いコマンドを入力しなければならないようになっています

Select Music


選曲画面はこんな感じです
右側のリストはジャンル表記なので多少分かりにくいですね
左上の緑のウインドウに曲名・アーティスト・BPM・難易度などの情報が表示されます
ボーカル曲で歌詞を表示させるには選曲画面でコマンドを入力した状態で曲選択をする必要があります

Music Start


曲選択するとこの画面に移行したのちプレイがはじまります
1作目なのにこういう画面が非常にオシャレでかっこいいよなと思ったものです

Play View


プレイ中の画面です
右下でひたすら回転している四角い物体は何なのかよく分からないです
次回作ではプレイ中のデータを表示する場所になってますが1作目ではそれが無かったようです
あと難易度表記の場所がノーツの流れるレーンの左側なのもレイアウトが異なるところですね

Free


FREEモードです
FREEモードでは一度プレイした曲を自由に選択して演奏することが出来ます
最初にプレイスタイルを指定してその後で通常の曲選択画面に移行します
プレイした譜面のみが選択可能で、STAGE FAILEDになってもプレイさえしていればそれで選択可能になります

難易度に関しては通常モードと異なり曲選択画面でキーを押すことによって切り替える方式です
むしろなぜ通常のモードで切り替えられないのかということだと思いますよね

プレイが終わるとリザルト画面のあとにこのようなメニューが表示され、
次に移行する画面を指定します

Traning


TRANINGは曲自体の速度などを変えて練習する事が出来ますが、
SECRETオプションなどを使う事が出来ないので使い勝手が悪いですね

Total Records


トータルのリザルトはGAME STARTからプレイをした時の総合記録で、
RECORDSを選ぶと見ることが出来ます

Music Records


RECORDSでは曲別の記録も参照することが出来ます
譜面毎に1位から3位の記録まで保存されます

Option


OPTIONでは各種設定項目を変更することが出来ます
一番よく使われるのはキーボードサイズでしょう
画面のキーボードレーンの幅を設定出来ます
テレビに表示された幅とコントローラの幅を合わせたい時に使うのですが、
あまり小さいテレビだったりするとかなり広げなければならず縦幅がかなり狭くなったりします
その辺のプレイ環境はテレビの大きさなどに依存するところがありますね

double Play


ダブルプレイももちろんできます
コントローラも2つ必要なうえ幅を合わせるならかなり大きいテレビが必要になるので敷居が高いですが
ダブルプレイもキーマニプレイヤーに支持されている広く分野なのでやってみてもいいかもしれません

All Music


収録曲数は全24曲(+ANOTHERの曲違い)です
家庭用の新曲も収録されていますよ

My Impressions


私はこのソフトを購入するまでキーボードマニアというゲームは3rdMIXをアーケードでかじった事があっただけだったので、
このソフトに収録された曲はほとんどがやったことのない曲でした
今から見るとこのソフトに収録されている曲数は少ないといえるのですが、
キーボードマニア自体の埋もれてしまった状況と曲自体の良さから満足度は高かったと思います
そしてこのソフトとコントローラを購入したからこそ傑作のIIを購入するステップが出来たわけですし、
本当に同梱版が安く購入出来たことは自分にとって良かったと思っています
というわけでやはりお勧めのソフトですね
続編が出なくなったとはいえ価値が失われたわけではないので、是非多くの人がキーボードマニアの良さに触れてほしいなと思いますね