キーボードマニアII 〜2ndMIX & 3rdMIX〜

キーボードマニアII 〜2ndMIX & 3rdMIX〜はキーボードマニア2ndMIXとキーボードマニア3rdMIXをカップリングしたソフトです
キーボードマニアは残念ながら続編が出なくなってしまったBEMANIシリーズの音ゲーなのですが、
曲の質の高さには定評があり、やってみても他のBEMANIシリーズのゲームと比べて遜色ない面白さを持っています
PS2で発売されたこのキーボードマニアII 〜2ndMIX & 3rdMIX〜は実際のところあまり売れていないわけで、
中古市場にもあまり出回らずその相場もかなり高いです
しかし高くても買う価値が存分にあるといえるような傑作ソフトなので、
何らかの事情でキーマニコントローラを持っている方、興味がある方は是非ともやってみてほしいと思います

Soft Data

発売日: 2002年2月28日
発売元: コナミ
定価: 6,800円(税込7,140円)
媒体: DVD-ROM
ジャンル: キーボードシミュレーションゲーム
メモリーカード(8MB)80KB以上使用
キーボードマニア専用コントローラ または MIDIインターフェイス が必要
中古相場: 5,000円〜6,000円くらい

Title


タイトル画面です
写真を撮ろうとすると結構早いうちにHOW TO PLAYの画面へと移行して苦労しました
1作目と雰囲気はあまり変わっていないかも…しれません

How to Play


HOW TO PLAYの画面
前述の通りタイトル画面で放置しておくとはじまります
遊び方について解説してくれるのですが専用コントローラとこのソフトを買う方なら大体知っていると思います
流れてきたノーツが赤い判定ラインに重なった時に該当するキーを押すだけ、です

Mode Select


プレイをするモードはアーケード的モードとFREEモード
練習用のTRAININGモード
他にRECORD、OPTION、MEMORY CARDオプションなど最近の音ゲーにあるものが大体揃っています

Game Start


この画面でオプションとプレイモードを選択します
LIGHTは鍵盤の右側を使用しない初心者向けのモード、プレイ感覚を身につけるのに最適
REALは全ての鍵盤を使ってテクニカルな譜面が遊べる中級以上のモード
あとLIGHT+というものがあって全ての鍵盤を使ってREALよりやさしい譜面を演奏することが出来るのですが
それはLIGHT、REALのどちらのモードを選んでも選曲画面で切り替えて選択することが出来ます
PRESSUREモードは4曲連奏でゲージが回復しない上級者向けのモードです

Select Music


選曲画面です
2ndMIXの曲と3rdMIXの曲の曲が収録されています
一部ANOTHER譜面が選択出来る曲が存在します
HI-SPEEDのオプションを入力した場合は曲を選んだ後に倍率を設定します

Music Start


曲がはじまる直前の画面です
この画面のあとプレイ画面に移行します
今では古いゲームですが全体的に雰囲気がオシャレなんですよね

Playing Scene


プレイ中の画面です
ゲージがクリアゾーンに達した状態で曲を終えるとクリア、リザルト画面が出て1曲が終了します
キーボードマニアはムービーの質も非常に高く、特にキャラクター「ウサおくん」が登場するものは必見ものです

Pressure Mode


プレイモード選択画面でも説明しましたがPRESSUREモードは4曲連奏の回復無しのモードです
4曲が1セットのコースとして決められていてそのコースでスコアを狙います
上級者向けのコースなので自分にはお門違いのモードなのですが、話によるとコンボが重要であるらしいです

Dangerous!!


中にはこんな超絶難易度を誇るコースもあります
キーボードマニアを極めた方はどうぞ

Total Results


トータルリザルト画面です
ハイスコアを更新すると名前を入力する画面が出てスコアを残すことが出来ます
このハイスコアはRECORDSモードでも確認出来ます

Music Records


プレイ後のリザルトはRECORDSモードで曲毎に3位まで見ることが出来ます
2位3位を見られる意味があるのかどうかは分からないですが

Free Mode


FREEモードです
FREEモードでは一度プレイした曲を自由に選択して演奏することが出来ます
最初にプレイスタイルを指定してその後で通常の曲選択画面に移行します
プレイした譜面のみが選択可能で、STAGE FAILEDになってもプレイさえしていればそれで選択可能になります
Ride on the Lightのみはどの譜面も最初から遊べるようになっています

Free Mode Continue


FREEモードは便利そうですが欠陥的なところがあります
HI-SPEEDをメニューで選択しなければならないので変えたい時にわざわざメニューに戻る必要があるところです
さらにHI-SPEEDはメニューのSECRETの中にあるのでそれがさらに煩わしいのです
出来が良いこのゲームにおいては数少ない欠点らしい欠点ですね
FREEモードは同じ曲を何回もプレイしたり未クリア曲に挑戦するのに向いているという感じですね

Option


OPTIONではいろいろな項目を設定することが出来ます
一般的によく使うのはKEYBOARD SIZEだと思います
キーボードマニアのアーケード筐体は画面のキーボードとコントローラの位置が合わされていてやりやすいのですが、
家庭用だとテレビによって大きさが変わってくるのでそうはいかないのです
そこでこの項目で設定することによって調整することが可能なのですが、
コントローラと画面を合わせるとテレビがかなり小さかったりした時にノーツが流れてくるレーンが比率としてかなり縦に狭くなったり、
もっと極端にテレビが小さい場合には最大幅までレーンを広げても同じ幅にする事が出来ない場合があります
この辺の操作感覚はテレビに依存するところがありますね
ワイド27型以上くらいはほしいところだと思います

Double Play


ダブルプレイももちろんできます
しかしかなり敷居が高いとは思います
コントローラも2つ必要ですし幅を合わせるならかなり大きいテレビが必要になるでしょう
でもダブルプレイがキーボードマニアの真髄だと主張する方も居るくらいなので、
やる気がある方はやってみると良いのではないでしょうか

My Impressions


色々と紹介してきましたがキーボードマニアは終わったゲームとしてスルーしてしまうにはあまりに惜しいゲームです
曲の質の高さは前述しましたが良曲の多さ、割合では全音ゲーでトップクラスと言っても過言では無いと思います
最近は他の音楽ゲームに移植されることも多くなりましたが、やはりキーボードマニアの曲はキーボードマニアでやってこそだと思いますし、
その他にも隠れた名曲みたいなものを見つけることが出来ると思います
中古でも相場が高いので簡単に「買え!」というのが難しいところはありますが、
今でもアーケード筐体が置かれているゲームセンターも幾分少なくなりましたが存在するので、
興味を持った方は是非ともやってみてほしいと思います
キーボードマニアに興味を持ち、そして語れる方が少しでも増えてほしいとファンとして願うばかりであります