MICKEY MOUSE II

ミッキーマウスのゲームはゲームボーイで多く発売されているようなのですが、
このソフトは幼い頃知らぬ間に家にあったような感じでたまに遊んでいました
しかし単純なシステムと裏腹にノーヒントで複雑なステージが用意されていたので幼い頃の自分はあまり進む事が出来ず、
中学生くらいになってからこのソフトの面白さが分かったようにハマってクリアした感じでした
あんまり知られてもいないしググってもろくに情報の出てこなかったこのソフトについて書いてみたいと思います

Soft Data

発売日: 1991年4月26日
発売元: コトブキシステム
価格: 3,090円
ジャンル: アクション
中古相場: 不明(多分有名ソフトとかじゃないし安いと思う)

Title


タイトル画面
最初からはじめるSTARTと、
それまでのパスワードからはじめられるPASSWORD

Story


説明書が手元にないためよく分からないのですが、
悪者からミニーを助けるという流れだったと思います、多分

Stage Map


マップがあってこの28ステージを順番にクリアしていきます
もちろん進んでいくと難易度も上がって複雑なステージになっていきます

Game System


ステージ中に散らばった鍵を8つ集め、
鍵のかかったゴールのドアへ辿り着くのがステージクリアの要件です
音楽が印象的で良い感じのものが多く、さらに鍵を取った時の軽快な音もゲームに合っているのでそういった面も好印象です

Technic


ステージ内では用意されたアイテムや仕掛けを用いる必要があります
爆弾や弓矢を使って敵を倒す、ツルハシを使って障害物を壊す、ロープを使って反対側へ渡る、など
あと階段や土管が重要な要素で、
ここは敵も移動するのですが敵とすれ違うようにして行き来すると入れ違いになることが出来るのです
大抵すぐ引き返してミッキーを追いかけてくるのですけど

Stage Clear


そんな感じでひとつひとつステージをクリアしていくわけですね
クリアすると残機数が増えるみたいですが、パスワードで続きから始められるのであんまり意味がないです

パスワードは簡単な英単語4文字になっています
ぶっちゃけ適当な英単語を入力してみたら後の方のステージに行けた、みたいな事が普通にあるのですが、
このゲームはひとつひとつのステージを順当にこなしていってナンボみたいなところがあるので
あんまりそんな事をしたくさせるようなゲームじゃないといえるのではないでしょうか

感想 - 所詮キャラゲーと侮るなかれ


自分の思い出補正みたいなものも多少あるとは思いますが、
本作はアクションというジャンルでありながらどう仕掛けを使うかという事を考えて短いステージを抜けていく、というパズル的な面白さがあると感じます
ゲームボーイ時代の別段物凄い要素があるともいえないシンプルなゲームなのですが、
シンプルだからこそ与えられたものに頼るよりも考えることによってステージクリアに導く、というところがあり、
ミッキーマウスというキャラ物でありながらそれにあんまり頼っていないゲーム性が売りのソフトだといえます
ひとつのステージが短くパスワードも覚えやすくて手軽に遊べるゲームとしてかなりハマれました
古くて特に注目を浴びることもないソフトですが、触れる機会があればやってみて欲しいソフトです